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国主導でiPS使い難病の新薬開発を加速

今日、またiPSと難病についてのニュースがありました!
ついこの前も日本における難病研究を加速?日本版NIH創設を表明!というニュースがあったばかりですね。

50難病、iPS使い新薬…国主導・産学連携で

1351744249_news政府は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、患者数が少ない難病の新薬開発を加速させるプロジェクトに乗り出した。

パーキンソン病など50以上の難病が対象で、2016年度までに治療薬の候補物質を探す共同研究体制を整える。基礎研究から薬の実用化までをにらみ、企業を加えた国主導のiPS細胞プロジェクトは初で、産学の連携で日本発の難病治療薬を送り出す構想だ。
(中略)
iPS細胞の技術を使うと、難病患者の皮膚や血液の細胞から、神経や筋肉などの患者自身の病気の細胞を作り、生きたままの状態で増やすことができる。難病の研究に使えば、原因を調べたり、薬の効き目を確かめたりする研究が、飛躍的に進むと期待される。

50難病、iPS使い新薬…国主導・産学連携で(2013年5月3日09時57分 読売新聞)

(ちなみに、「産学の連携」というのは、大学などの教育機関・研究機関と民間企業が連携し、研究開発や事業を行ったりすることをいいます)

しかし、この対象となる50以上の難病にもやもや病が含まれるのかどうか・・・・ハッキリとしたことはわかりませんね。
でも、これまでこのブログでも紹介したニュースを振り返ってみると、期待してもいいんじゃないかなと感じるのは私だけじゃないと思います。

たとえば、先日お伝えしたのは、「最新のもやもや病研究とIPS細胞への期待」という記事の『美原脳血管障害研究振興基金、北大寶金教授、もやもや病のポストゲノム研究でiPS細胞作製を計画』というニュースでした。

さらに、少し前になりますが、もやもや病の遺伝子の話でご紹介した京都大学の発見についてもう一度読んでみると、なんと、こんな記載がありました。

もやもや病感受性遺伝子の特定とその機能についての発見

これは「原因となる感受性遺伝子はRNF213遺伝子のp.R4810Kであることがわかった」という内容です。
そして、「関連事項」を読んでみると・・・

我々は今回、世界規模でもやもや病に取り組み、クローニングを基に大きさが公共データベース上の大きさと異なる新たな遺伝子であり、実験的に新たなクラスの機能するタンパクであることを証明しmysterinと命名し、発達期の血管形成に重要な因子であることを証明しました。

今後、薬剤の開発とともに環境要因を同定することで、もやもや病の予防・診断・治療が大きく進展することが期待されます。既に京都大学では、mysterinに関する国内特許を2009年10月に出願し(国外特許の出願は2010年10月)、iPS細胞も樹立しており、薬剤開発と環境要因の同定に役立つことが期待されます。

日本だけでなく、「世界規模」で研究は行われている!なんて心強い!
う〜ん、ただ、「樹立」というのがわかりません。。でも既にいろいろな研究が進んでいることは明らかではないでしょうか。

いやはや、それにしても対象の難病をハッキリしてもらいたいなぁ・・・

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Comment

  1. nyarock より:

    今回の5月3日の報道とは別のものですが、「疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究」という発表も2月にあったことがわかりましたのでコメントを追加しておきます。

    詳しくは↓のURLでご確認ください。
    「疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究」を厚生労働省と文部科学省が共同で実施しますhttp://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002wbny.html

    この「疾患特異的iPS細胞を活用した難病研究」での研究対象には残念ながらもやもや病は含まれていないようです。
    報道資料の別紙には記載がありませんでした。
    http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002wbny-att/2r9852000002wbpf.pdf

    繰り返しますが、上記の発表と今回の「50難病、iPS使い新薬…国主導・産学連携で」とは全く別のものだと思うので、産学連携で行われる研究対象にもやもや病が含まれているかどうかはまだわかりません。
    どこに聞けばわかるんだろう・・・・。

  2. nyarock より:

    mayuさん、姫さん
    コメントありがとうございます!
    あれからまだ調べているんですが、残念ながら、もやもや病はこの対象の50の難病には含まれていないようです(まだハッキリとはわかっていませんが、どうやらその可能性が高そうです)。
    詳しいことがわかったらまたご報告したいと思います。

  3. より:

    研究予算が少ないので試験的な部分もあるのかなぁ。その結果次第で対象疾患を拡大する可能性も。
    最初の研究結果が鍵を握りそう。

    難病の薬の研究を更に進めてほしいです。

  4. mayu より:

    nyarockさん こんばんは(^_^)

    是非もやもや病も対象にと切に願います。
    情報ありがとうございました。

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