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難病の医療費助成制度に大きな変化

すでにご存じの方も多いと思いますが、難病の医療費助成制度に大きな変化が出るようですね。良くも悪くも。う〜ん。
ざっくりと簡単にまとめると

  • 国が医療費を助成する難病の指定対象を現在の56疾患から300以上に拡大
  • 所得に応じて全員に一定の自己負担を求めるよう給付水準も見直す
      ⇢給付水準は今後検討
      ⇢自己負担がどの程度になるかが焦点
  • 新法を制定し、来年度にも制度を改める

ちなみに、わたしは現状、医療費は全額免除となっています。どうなることやら。。

では、この件に関してネット上のニュースなどを。
難病医療費助成 対象を大幅に拡大 – NHKニュース (ニュース動画あり)

▽患者の数が人口1000人当たり1人程度以下と少なく、▽医師が病名を診断するための基準が整っている難病を助成の対象にすべきだとして、この条件に当てはまる300種類余りの難病に大幅に拡大することで一致しました。そのうえで、症状が軽い人は対象から外し、専門医が重症と診断した人だけに限ることになりました。
専門家会議は、今後、医療体制の整備や就労支援などについても検討を進め、年内に支援策をまとめることにしています。これを受けて、厚生労働省は、早ければ来年の通常国会に新しい法案を提出し、法律が成立すれば、政令で助成が受けられる難病を指定することにしています。

こちらにはニュース動画もあります。
対象から外れる条件は、つまり「症状が軽い人は対象から外し、専門医が重症と診断した人だけに限ることになりました。」なんでしょうかね。ふむ・・・、はっきりしているようなしていないような・・・。
あと、「今後、医療体制の整備や就労支援などについても検討を進め、…」。そこです!そこをもっと検討してください!

難病助成指定対象300疾患に 自己負担免除は廃止 – 中日メディカルサイト

厚労省の改革案では、助成対象の患者は、これまでの指定されている難病患者すべてから、「対象疾患の患者のうち、重症度が一定以上で、日常生活または社会生活に支障がある者」に変更。助成対象疾患の患者の中には助成対象から外れるケースも出る。自己負担が免除されてきた重症患者にも、所得に応じた自己負担を求める

所得に応じた自己負担、ですか・・・。
私はまだ再就職できていないので所得はありません。これってどうなるの。。。

対象広がり評価
難病対策委員で日本難病・疾病団体協議会の伊藤たてお代表理事の話 より広い患者を救済する意味で対象の拡大は評価できる。自己負担が生じる問題はあるが、多くの患者を救うため、ある程度やむを得ないのではないか。医療費だけでなく、難病患者が生きることを広く支援する政策に、対象の拡大をつなげてほしい。

難病患者が生きることを広く支援する政策」それ、ほんと、お願いします!!!

第24回難病対策委員会についてのツイートまとめ – Togetter
この制度についての皆さんの議論がまとまっています。率直な意見や疑問もたくさんあってわかりやすくまとまっていると思います。
是非こちらも読んでみてください。

クリックして拡大できます

このニュースに関しては、日本経済新聞[10月31日:日経42面見出4段「難病助成疾患300超に拡大 厚労省財源確保へ法制化も 一部は自己負担も」対象疾患の表付き▼佐賀2面3段「難病助成300超に拡大 全員に一定の自己負担 来年度にも新制度」対象疾患の表、国の難病対策の解説付き(共同通信原稿)] にとても詳しく書かれているようです。さぁ、図書館に行って読んでこようかな、と。
図書館で読んできました。このような記事でした(写真を添付しました→→)。

一応厚生労働省のリンクも。ただ、読んでもよくわかんないです・・。
厚生科学審議会疾病対策部会第24回難病対策委員会 資料

さて、、、ここ数日でまたグッと寒くなりましたね。みなさん体調管理に気をつけましょう!

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