ただただ後悔
病院に駆けつけ、ICU(集中治療室)に入る前、看護婦さんから「意識はありますが、いまは言葉がでにくく、話が出来る状態ではありません。」と伝えられました。
意識はある、でも、言葉がでない?
・・・とても不安でした。本人はもっと不安だったことでしょう。
とりあえず、ベッドの横に座り、「ここは病院だし、大丈夫だからね」というようなことを何度も言ったと思います。
本人は朦朧とした目で頷く程度。やはり声は出ないようでした。
ほどなくして、医師に呼ばれ脳梗塞と診断され、手術の必要があると伝えられました。
翌日には「もやもや病」と診断され、声が出ない状態のはそれが理由です、と。
医師からの説明を落ち着いて聞いているつもりでしたが、全く頭に入らず、どうしたらいいのか?、助かるのか?、後遺症は?
その時は驚きと不安感でいっぱいでした。
ICUには患者以外は寝泊まりできません。
不安な気持ちのまま一度家に帰り、すぐにもやもや病についてインターネットで調べると、症状や治療法について、そして難病であることがわかりました。そのすべてがショックでした。
そして、とてつもない後悔の念が。
TIA(一過性脳虚血発作)には、気がついていたにも関わらず、適切な対処(=病院でのただしい検査)をしなかったために脳梗塞を発症してしまったことを悔やんでも悔やみ切れないのです。
この後悔の気持ちはいまもあります。つらいです。
また同じような内容の投稿をしてしまいました。。。。
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2012/02/06 | 思い出し日記
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