「用語」 一覧
直接バイパス手術、直接吻合術(ちょくせつふんごうじゅつ)、STA-MCAバイパス手術
脳卒中を防ぐ技術 (脳神経外科専門医が教える) ↑↑こちらの本、とても読みやすくておすすめです。 直接吻合術とは、頭皮の動脈を頭の中の脳の血管に直接つなぎ合わせる方法。 耳の前を走行している浅側...
血管造影(けっかんぞうえい、アンギオグラフィー、アンギオ)
動脈、静脈、心腔などの血管内部またはルーメンの状態を可視化する医用画像処理技術。一般に、体の大きな血管、たとえば足の付け根、肘、手首などの動脈からカテーテルという細い管を目的の臓器に誘導し、X線が透過...
特定疾患(とくていしっかん)
いわゆる「難病」のうち日本において厚生労働省が実施する難治性疾患克服研究事業の臨床調査研究分野の対象に指定された疾患をさす。 施策上の難病の定義は、1972年の難病対策要綱によると、 原因不...
もやもや血管(側副血行路、そくふくけっこうろ)
正常血管に見られるような内膜、中膜、外膜といった細胞組織を持たない血管で、狭窄が起こった血管の代償として(足りなくなった脳血流を補うために)発達した側副血行路。血管撮影上の姿が 「タバコの煙」に似てい...
MRA(エムアールエー、磁気共鳴血管造影、じききょうめいけっかんぞうえい、MRアンギオグラフィ)
核磁気共鳴画像法 (MRI) を用いて特に血管だけを取り出し鮮明に画像化する検査法。 「血管造影」という名前がついていますが、この検査では造影剤の必要ありません。また、頭部CT検査と異なり、X線...
MRI(エムアールアイ、核磁気共鳴画像法、かくじききょうめいがぞうほう)
磁場と電波を用いて体内などの画像(断層像)を撮影する装置。または、それを用いる画像診断法。 被曝の心配がなく、また、脳の中や脊椎など、CTが苦手とする部分の断面画像を撮影することができる。 撮影の...
PET、ポジトロン断層法(ポジトロンだんそうほう)
陽電子検出を利用したコンピューター断層撮影技術。CTやMRIが主に組織の形態を観察するための検査法であるのに対し、PETはSPECTなど他の核医学検査と同様に、生体の機能を観察することに特化した検査法...
セカンド・オピニオン
医療の分野の場合、患者が検査や治療を受けるに当たって主治医以外の医師に求めた「意見」、または、「意見を求める行為」。 複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきと言...
間接バイパス手術、間接吻合術(かんせつふんごうじゅつ)
血流の豊富な臓器(頭皮の動脈、腱膜、硬膜、筋肉、大網)を脳の表面に置く手術で、筋肉をかぶせるEMS、動脈を脳表にのせるEDAS、大網をかぶせる大網移植、浅側頭等がある。これらを複数行ったり、直接法と併...
鈴木の6期相分類(もやもや病の進行過程)
もやもや病の病期は1期から6期に分類されている。 もやもや病を命名した東北大学の鈴木二郎氏による(特に小児例における)病気の進行過程を脳血管撮影所見。 当時はMRI、MRAは普及していなかったため...
有酸素運動(ゆうさんそうんどう)
酸素を体内に取り込むことで血液の循環を高め、心肺機能(全身持久力)を向上させるトレーニング、スポーツのこと。 十分に長い時間をかけて呼吸・循環器系機能を刺激し、身体内部に有益な効果を生み出すことので...
片麻痺(かたまひ、へんまひ)
同側の手・足が運動麻痺を起こした状態。いわゆる半身不随の状態といえる。 右脳が障害を受けた場合は左側に、左脳が障害を受けた場合は右側に運動麻痺が現れる。...