発覚が遅れた理由
前兆はなかったのか
もやもや病と診断されたのは、脳梗塞を発症し倒れて病院に運ばれたあとでした。
脳梗塞が発症する前になにか前兆はなかったのかというと、ありました。
TIAと呼ばれる一過性脳虚血発作を何度も起こしていたのです。
では、なぜ前兆に気がついていながら防ぐことが出来なかったのか。
私達の場合は、その理由が他の方たちと少し違うかもしれません。
別の病気。誤解。
脳梗塞で倒れる約3年ほど前、別の病気を患いました。
病名は、「ギラン・バレー症候群」という、これまた難病です。
ギラン・バレー症候群(ギラン・バレーしょうこうぐん、Guillain-Barré syndrome)は、急性・多発性の根神経炎の一つで、主に筋肉を動かす運動神経が障害され、四肢に力が入らなくなる病気である。重症の場合、中枢神経障害性の呼吸不全を来し、この場合には一時的に気管切開や人工呼吸器を要するが、予後はそれほど悪くない。日本では特定疾患に認定された指定難病である。
Wikipedia – ギラン・バレー症候群
当時2週間ほど治療、入院し、無事普段の生活に戻ることができていました。
しかし、退院後、1年ほど経った頃だったと思います。また「四肢に力が入らなくなる」という症状がでたのです。
ギラン・バレーの場合は、左右対称に症状が出るのですが、このときは片腕だけ。
「あれ?」と思いつつも、すぐに症状が収まったため「後遺症かな??」と思い込んでいました。
今思えば、すでに一過性脳虚血発作が起きていたのです。
その後も、また同じような手や腕の脱力、痙攣の発作を何度も起こし、そのたびに「また後遺症か・・・」と勘違いをし続けていました。
そして、梗塞巣は発見されることなく、放置され、脳梗塞を発症し倒れてしまったのです。
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2012/02/01 | 思い出し日記
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