過呼吸になってしまったら
過呼吸とは、浅くて速い呼吸を繰り返すことにより、血中の二酸化炭素濃度が極端に少なくなった状態です。
一過性脳虚血発作を引き起こす原因になります。
まず、自分でコントロールできそうなら、意識的に呼吸の速度を落としましょう。息を吸う事よりも息をゆっくり吐くことに意識を集中しましょう。
一番有名な方法は、雑誌が一冊入るくらいの大きさの紙袋(またはビニール袋)を口と鼻に当て、その中に息を吐いて、また、それを吸います。ペーパーバックと呼ばれる方法です。
袋が手元にない場合は、ハンカチやタオルを口に当て(または両手で軽く口を覆います)、この場合も息をゆっくり吐くことに意識を集中します。
血液中の酸素が多すぎる状態なので、なるべく酸素を取り込まないようにするのです。極端に言えば、しばらく息を止めて、止めていられなくなったら吸い、また、止めます。くれぐれも無理をしない程度に。
苦しいからといって深呼吸をするのは逆効果になります。注意しましょう。
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