遺伝の不安。妹も検査を受けていた。
今日、わたしの妹も、もやもや病の検査を受けていたことを知らされました。
特に内緒にしていたわけではないようですが、入院中は余計な心配をかけまいと、黙っていたそうです。
やはり、もやもや病の原因として考えられている遺伝が気になり、主治医の紹介で検査を受けていたようです。
結果は、幸いなにも問題は見つからなかったとのことで、ホッとひと安心しました。
佐賀大学医学部脳神経外科のもやもや病に関するQ&Aに下記の記述がありました。
気になったのは、「親子の場合は少ない」という部分です。これって、どちらかというと兄弟間のほうが多く見つかっているということなのかな。。正式な統計上のデータではなく、この病院の先生の経験上のデータだと思うのですが、気になりました。
実例として、兄弟4名中1人が患者なら、兄弟の中でもう1人、もやもや病の患者がいる頻度です。
私の経験によると、親御さんや兄弟がもやもや病の方の家族を検査しますと、親子の場合は少ないのですが、兄弟の場合、4人に1人はもやもや病の初期段階の方がいます。そういう意味では症状がなくとも、半年か1年先でいいと思いますが、もやもや病を見るためのMRA検査をきちんとやらないといけないと思います。
ご家族でもやもや病の患者さんがいる場合は、今症状がなくても検査を受けたほうが良みたいですね。
もちろん良い結果ばかりではないと思いますが、特に小さいお子さんの場合は、必要ではないでしょうか。
今日も日付が変わるぎりぎりの更新でした~(~_~;)
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