間髪入れずにリハビリ
脳卒中のリハビリテーション(リハ)は3つに分類されます。
- 急性期リハ
- 回復期リハ
- 維持期リハ
なかでも、最も有効といわれる発症当日から行う「超急性期リハ」というのがあります。
わたしの場合も、入院してすぐに、病態をチェックした後は、なにができてなにができないか、食べ物や飲み物の飲み込み、歩行、トイレなどを確認され、なるべく安静にすると言うよりも、できることはやる、動かせる部分を動かす、動かない部分を訓練する、という方針でした。(すべての病院で行われるわけではないようです。主治医に確認してみてください。)
手術をした2日後にはベッドの上でリハビリを再開したのは驚きでした。
点滴を何本もつながった状態で、鼻には流動食のチューブがぶら下がってるのに・・・
言語機能のリハは、母国語の日本語で受けるとこが出来なかったので、主に発声の訓練が重点的で、だんだんと単語や連想などに進んで行きました。
リハビリスタッフはそれほど英語が得意じゃないようだったので、コミュニケーションが微妙で・・・。
あと、聞き取れないとか、相手が何を言っているかがわからないのではなくて、自分の言いたいことが言えないというのがここまでツライ事なのかと。
何よりも看病してくれている家族にも彼氏にも言いたいことが伝わらない。毎日絶望していました。
「アー」と「ウー」じゃ伝わらない。。「トイレ」すら言えない。
とにかく、、やるしかないんです ヽ(´Д`;)ノアゥ…
今もまだ満足できるほど回復できていません。
右半身の麻痺は、みるみるうちに回復していくという感じでした。
幸い、足腰は麻痺がなく、しっかりとしていたので歩行は問題ありませんでした。
そう、あの再発までは。
ICUに戻った日はさすがにリハはお休みしましたが、次の日からは早速再開です。これもある意味、超急性期なのかな。
再発してどん底でしたが、やるしかないんです ヽ(´Д`;)ノアゥ…
手術の際に麻酔ガスを喉から吸引したため、その影響で手術後は飲み込みが非常につらい日々が続きました。
そのためのリハビリも受けました。ただただ苦痛。。。
でも、これがよくならないとずっと鼻から流動食(おいしいわけがない)。最悪ですよ。。
やるしかないんです ヽ(´Д`;)ノアゥ…
今思い出してもつらい超急性期リハの思い出でした。
もやもや病かな・・・、手術怖いな・・・、なんて悩んでる方がいらしたら、後遺症が残る前に早めの診断、治療ですよ。早く見つかれば手術しなくてもいいかもしれないんですから。。
にほんブログ村のランキングに参加しています!
こちらをクリックいただくと、このブログがランクアップします(・∀・) ご協力よろしくお願いします!皆様から頂いたコメントは下記の関連記事、新着記事をスクロールし、その下に表示されます。
関連記事
-
直接バイパス後の過潅流
わたしの2回目の手術は、直接バイパス手術と間接バイパスを右側の脳に...
-
術後、口が開きにくい
夕飯の後にアイスを食べていたら、口の中を噛んでしまって思い出しました。...
-
上がらない血圧。減らない点滴。
思い出したくもないんですが、脳梗塞を再発し、ICUに戻ってからは一体何...
新着記事
PREV : 手術後の挫折
NEXT : 上がらない血圧。減らない点滴。