難病助成の拡大、先送り
以前お伝えした難病助成の拡大のニュースですが、秋以降に先送りされるようです。
政権の交代したことと、対象となる病気がまだ決まらないために、準備が間に合わないと判断。
今後さらに具体的な対象を検討して、秋の臨時国会以降の法案提出を目指すそうです。
医療助成のような制度をありがたく利用させてもらっていますが、政治に振り回されてしまうのは仕方のない事なんですかね・・・。
もやもや病も現時点では特定疾患の医療助成の対象ですので、今後の動向が気になりますね。
- 難病の医療費助成は法的に位置づけられていない
- 患者が年々増え続けて予算の確保が追いつかない
- 対象外の病気との公平性も課題
たしかにそんなに簡単に決まるわけ無いですよ。。。
医療助成だけでなく、見舞金の制度なども今後厳しい状況になるのかもしれませんね。
医療費助成の対象となる難病の拡大を検討していた厚生労働省は、次期通常国会への法案提出を先送りする方針を固めた。現在の56疾患を300以上に拡大し、症状の重さに応じて患者を認定する新制度を目指していたが、政権が交代したうえ、対象となる病気がまだ決まっていないことから、会期末までに準備が間に合わないと判断した。
(中略)
難病の医療費助成は法的に位置づけられていないうえ、患者が年々増え続けて予算の確保が追いつかず、対象外の病気との公平性も課題になっている。このため、厚労省は専門家や患者団体による難病対策委員会で制度の見直しを検討。対象の基準を明確にするとともに、安定して予算を確保するため法制化する方針を昨秋に打ち出していた。
難病対策委は25日の会合で、総選挙前の想定より1カ月遅れで報告書をまとめる予定。今後は具体的な対象を検討し、秋の臨時国会以降の法案提出を目指す。
難病助成の拡大、先送りへ 厚労省、法案提出は秋以降
更新に少し間が開いてしまいましたが、今日はニュースだけですm(_ _)m
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2013/01/26 | つれづれ もやもや病関連ニュース, 公費負担, 制度
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