【必読】もやもや病 ここまできた診断・治療(PDF)
公益財団法人 循環器病研究振興財団が発行したもやもや病のことを詳しく書いた資料です。2016年7月に発行されているので情報も新しいです。
知っておきたい 循環器病あれこれ もやもや病 ここまできた診断・治療
とにかく必読だと思います。
内容は以下の構成です。
- 日本で見つかった病気
- どのくらいの患者さんがいるの?
- この病気の原因は?
- もやもや病の症状
- ①脳虚血 ②脳出血 その他の症状
- 診断と治療に必要な3つの検査
- 1)MRIとMRA
- 2)脳血管造影検査(カテーテル検査)
- 3)脳血流検査
- もやもや病の治療
- ①虚血型もやもや病の治療
- ②出血型もやもや病の治療:出血にもバイパスが有効か?
- 日常生活で気をつけること
- もやもや病の長期予後
- おわりに
巻末にある募金も是非!!!
知っておきたい 循環器病あれこれ もやもや病 ここまできた診断・治療
一部「おわりに」を抜粋させていただきます
ほんの10年前まで、もやもや病の原因は全く不明で、虚血型にはバイパスが効くが、出血型には対処する方法がない、という状況でした。
この「知っておきたい循環器病あれこれ70号」(2008年)でも、もやもや病を特集しましたが、感受性遺伝子も未発見でしたし、JAM Trialの結果も出ていませんでした。もやもや病診療に長年携わってきた医師として、今回8年ぶりに新しい冊子が出せることに、大きな意義を感じています。
もやもや病は日本で見つかった病気で、研究も治療も日本が常に世界をリードしてきました。今後研究がさらに進み、国内の患者さんたちの人生が守られ、さらに世界の患者さんたちが救われることを願っています。
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