状況別水分補給のコツなど
しつこいようですが、毎日毎日、あまりにも暑いので、水分補給について。またひとつ。
今日の日本経済新聞のサイトで「運動時のお茶はNG 状況別水分補給のコツ」という記事がありました。
図や表で説明されていてわかり易かったです。詳しくは日本経済新聞社のサイトをご覧ください。
この記事に関連していろいろ調べてみました。
何を飲んでもよいわけではない
「水分補給といっても、何を飲んでもよいわけではありません」とは、日本医科大学腎臓内科部長の飯野靖彦教授。例えばビールが水分としてカウントされないのはご存じだろう。アルコールには利尿作用があり、かえって水分を体外へ排出させる原因になってしまうためだ。同様にお茶やコーヒーに含まれるカフェイン飲料にも利尿作用がある。
(「運動時のお茶はNG 状況別水分補給のコツ」から引用)
ビールを飲みながら、夜更かしをしてオリンピック観戦。(がんばれニッポン!)
そのままウトウト寝てしまうと大変ですよ。。。
アルコールはほどほどに。お酒の後は水も必ず飲みましょう。
利尿作用があるからといって、必要以上に避ける事はしなくていいと思います。
トイレから戻ったらコップ一杯お水などを飲むと良いかもしれませんね。
ちなみに、わたしは日頃からルイボスティーを愛飲してます。
なんと、ノンカフェイン。血圧も安定するし、便秘などにも効果的です(・∀・)
でもカリウムを多く含んでいるので、利尿作用があるんですよね・・・・。
肝臓機能の改善にも良いらしいのですが、それはこの利尿作用による効果のようです。
うーん、、、利尿作用って良いのか悪いのか、、、どっちなの(-_-;)
まぁ、、、体に良いからといって飲み過ぎはいけませんね。。
汗を多くかいたらスポーツ飲料が最適
通常時でも、汗を多くかいた時はスポーツ飲料を飲むといい。
運動時は大量に汗をかくため、塩分を多く失う。それを補うにはスポーツ飲料が最適だ。
屋外での活動で汗を大量にかいた時は、体内の塩分を補うスポーツ飲料を選ぶといい。
「ただしスポーツ飲料は糖質が高いため、日常の屋内で汗をかいた時などは、スポーツ飲料をそのまま飲むよりも水で薄めて飲みましょう」
(上記すべて「運動時のお茶はNG 状況別水分補給のコツ」から引用)
確かに甘いですよね、どのスポーツドリンクも。。私はちょっと苦手です。
大量に汗をかくと塩分を失うということですが、以前にも書いた通り、水分を効率的に補給するなら水に微量の塩を混ぜると良いみたいですね。
微量の塩分を加えると効率良く水分を吸収できます。
塩分の割合ですが、水200ミリリットルに対して塩を0.2グラム。
0.2グラム・・・ほんのすこーしですよ。それで十分とのことです。
この微量に塩分を加えた水だと、寝る前に飲んでも夜中にトイレに起きることが少なくなりました。個人差はあるかもしれませんが、是非試してみてください。
とても大切な水分補給
まぁ〜でも面倒ですよね・・・。結局、運動するときはスポーツドリンクが一番なのかな。。。
いろいろ試して自分にあったスポーツドリンクを見つけられればいいのですが。
参考までに↓こんなまとめを。
代表的なスポーツドリンクといえば・・・・
アクエリアスとポカリスエットですよね?(あれ?世代によって違うとか?)
この2つ、同じようで違うんですねぇ〜。
成分 | ポカリスエット | アクエリアス |
---|---|---|
エネルギー | 27 kcal | 19 kcal |
炭水化物 | 6.7 g | 4.7 g |
ナトリウム | 49 mg | 34 mg |
カリウム | 20 mg | 8 mg |
カルシウム | 2 mg | 0.8 mg |
マグネシウム | 0.6 mg | 1.2 mg |
糖分 | 砂糖、ぶどう糖果糖液糖、果汁 | 高果糖液糖 、トレハロース 、はちみつ |
とろみ | - | ローヤルゼリー、海藻エキス |
塩分 | 食塩 | - |
甘味料 | - | スクラロース |
酸味 | 酸味料 | クエン酸 |
アミノ酸 | 調味料(アミノ酸他) | アルギニン 、イソロイシン、バリン、ロイシン |
まとめると、
風邪を引いたり病気にかかってしまったときは「ポカリスエット」。
スポーツの補助として水分補給のときは「アクエリアス」。
ですが、脱水症状対策という面から見ると、成分表にあるように、塩分とナトリウムが多く含まれている「ポカリスエット」がおすすめということになります。
なお、ポカリスエットは生理食塩水に近く、ヒトの体液に近い組成と浸透圧の生理食塩水(リンゲル液)が、発汗によって失われた水分を補給するのに効率が良い事は医学的に証明されているそうですよ。
(参考: ポカリスエットとアクエリアスって何が違うの?)
【追記】
こちらもおすすめです!
熱中症対策には、簡単に作れる「手抜きレモネード」が効く
材料は以下の通りです。
- 水:2L弱(目見当でOK!)
- はちみつ:大さじ4(ジャムでもOK!)
- 濃縮レモン汁:大さじ4(フルーツ酢でもOK!)
- 塩:小さじ1/2
これらを全てを容器に入れ、シェイクするだけで完成。
暑いときは冷たい水のほうがいい
そういえば、でたふうふさんのブログで、「吸収を良くするために冷たくしておくと良いと聞いたことがあります…。」、と言っていたので調べてみました。
それで見つけたのはこの情報。
【冷たい水を飲む】
胃壁の働きは温度が低いほうが活発だ。暑いときは冷たい水のほうがいい。温度でいうと10~15℃。それぞれ5℃と35℃の400ミリリットルの水を摂取した実験では、5℃の水のほうが胃から体内への移送量がはるかに速く、その差は100ミリリットルもあった。冷たい水は胃での吸収がよく、体の中心から直接体を冷やせるのでお勧めだ。
登山教室 上手な水の飲み方
単純に水を飲むといっても、胃や肝臓と大きな関係があるんですね〜。
起床時と就寝前、屋外での活動時は忘れずに!
基本的には、のどが渇く前にこまめに水分補給をすることが大切だが、40~50代の人に必ず水を飲んで欲しいタイミングがある。それは起床時と就寝前、屋外での活動時だ。
「就寝前と起床時の水分補給を怠ると、午前中の体内は水分量が減って血液濃度が高くなります。血液の粘度が高いため、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります」
(「運動時のお茶はNG 状況別水分補給のコツ」から引用)
この前本で読みましたが、脳梗塞は6月から8月の間、時間帯では早朝6時〜午前中が一番発症数が多いそうです。
わたしも枕元にペットボトルを一本置いて寝ています。
トイレに起きたも、必ず飲んでから布団に入ります。
寝起きもなるべく早いタイミングで、コップ一杯。2時間以内がいいと聞いたような気がします。
あれれ、、この前の投稿(とても大切な水分補給)と同じようなことを書いてしまったかな・・・・。大事なことなので何度も言いますよ〜。
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