病症日記をつけましょう!
医師に正確に伝えるために
もやもや病ではないかという疑いがある際、ただでさえ不安なうえ、病院でどのように説明したらいいのか、発作症状が出たけど病院につくまでに収まってしまうのでうまく説明できないというようなことがあるかと思います。
また、何度か外来で診察経験があっても当時のことを事細かに覚えていなかったり、あれはいつのことだっけ?などなど。
記憶は曖昧なものです。
医師には出来る多くの、そして限り正確な情報を伝えるべきです。
では、一体どんな内容を日記に書いておけばよいのでしょうか?
皆様が普段書いていらっしゃるような日記とは違い、毎日記録をつける必要はありません。記録を付けるべき時とは、
- 脱力発作が出現した時
- 脱力発作が頻繁に起こり、病院を受診した時
- 症状は無いものの、定期的な外来通院またはMRIや脳循環検査(SPECT)などの検査を行った時
- 入院のうえ、検査・治療を行った時
などに記録を付けておくことをお勧めしています。
もやもや病について-佐賀大学医学部脳神経外科-
上記、それぞれの項目について、どのように書けばいいのか、参考例付きでポイントが詳しく説明されています。
特に1.脱力発作が出現した時ですね。脱力発作以外の発作が出現した時も記録しておきましょう。
ぜひ、ご家族の方もご一緒にお読みいただければ、きっと役に立つと思います。
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